- 英語のリスニングの力を伸ばしたいけど、効果的な方法が分からない…
- 英語のリスニングが得意な人は、どんな人なんだろう…
よくある悩みですよね。
こういった疑問にお答えします。
✓ 本記事の内容
①英語のリスニングの力を伸ばす効果的な3つの勉強方法
②英語のリスニングが得意な人には、英語を話す特徴あり
この記事を書く僕は、過去にカナダに約1ヶ月留学し、ほとんどの時間を英語を話すことで過ごした経験があります。
TOEICのスコアは630点ほどあり、海外での日常生活では困らない程度の英語力です。
また、現在塾講師をしているので英語の基礎を多数の生徒さんに教えています。
こういった僕が解説していきます。
①英語のリスニングの力を伸ばす効果的な3つの勉強方法
1.ネイティブの発音を理解する
英語のリスニングの力を伸ばすには、ネイティブの発音を理解する必要があります。
なぜなら、英語初心者の方が想像する英語の発音と、ネイティブが実際に話す英語の発音にはギャップ(差)が存在するためです。
ここで、具体例を用いて説明します。
例えば、下記の文の発音はどうなると思いますか?
Can you tell me about English?
英語を始めたばかりの方は、それぞれの単語の発音を考えて、Can(キャン) you(ユー) tell(テル) me(ミー) about(アバウト) English(イングリッシュ)を連結させて
キャン ユー テル ミー アバウト イングリッシュ?
となると思うのではないでしょうか。
※発音をわかりやすくするためカタカナで表記いたしました
しかし、例文をネイティブが実際に発音すると、
キャンニュー テル ミー アバウッ イングリッシュ?
のような発音になります。
※発音をわかりやすくするためカタカナで表記いたしました
今回の例ように、英語を始めたての方がイメージする発音とネイティブが実際に話すときの発音にはよくギャップが存在します。
なので、リスニングの力を伸ばすには、まずギャップが存在することを理解して、
ネイティブの発音を理解する必要があります。
ここで、ここまでこの記事を読んでいただいた皆さんは、
「ネイティブの発音を理解するなんて難しいよ…」
と思うかもしれません。
しかし問題ありません。
私も最初はあまり理解できませんでしたが、理解する方法を学んで練習すれば
徐々に上達します。
2.リエゾン(リンキング)のルールを理解して覚える
先ほどのパートで、ネイティブの発音を理解することが必要であると述べました。
ここで、ネイティブの発音を理解するために重要な方法をお教えいたします。
それは、リエゾン(リンキング)を理解することです。
リエゾン(リンキング)とは、
「文章中で、特定の単語の末尾の音と特定の単語の直後の単語の先頭の音が連結して、普段の発音とは異なった発音になる」
というような現象のことです。
ここで、説明を見てもわかりにくいと思うので、具体例を用いて説明します。
Can you tell me about English?
上記の文章を例として、説明します。
この文章で、リエゾン(リンキング)を起こすのは、Canとyouです。
それぞれの単語の発音は、Can(キャン)、 you(ユー)ですが
リエゾン(リンキング)を起こすことで、Can youの発音は、キャンニューというような発音になります。
今回の例文のように、英文では様々な単語同士でリエゾン(リンキング)を起こします。
リエゾン(リンキング)には、発音の変化の仕方にルールがあるので、ルールを理解して覚えれば、どのタイミングでリエゾンが起きるのか判断することができます。
そして、リエゾンを理解することで、
「英語初心者の方がイメージする発音とネイティブが実際に話すときの発音のギャップ」
を埋めることができるようになります。
3.カタカナ英語から卒業する
英語のリスニングの力を伸ばすには、早急にカタカナ英語から卒業する必要があります。
日本人が英語のリスニングを学ぶ上で、かなりの弊害となるのがカタカナ英語です。
(実際はリスニングだけに限りませんが)
なぜなら、カタカナ英語を覚えることによって、
ネイティブの発音とはかけ離れた発音を覚えることになり
「イメージする発音とネイティブが実際に話すときの発音のギャップ」
がよりひらいてしまうためです。
よって、早急にカタカナ英語から卒業する必要があります。
②英語のリスニングが得意な人には、英語を話す特徴あり
めちゃくちゃ当たり前のことなのですが、
英語のリスニングが得意な人は、英語のリスニングが苦手な人より
英語を話します。
ここで、「そんなの当たり前じゃないか」と言いたい気持ちはよく理解できます。
しかし、英語を話すことが本当に大事なポイントとなるのです。
なぜなら、
人間はインプットした知識(英語の発音やリエゾンなど)を実際にアウトプット(話す)することで、知識が定着する生き物だからです。
このことは、様々な脳科学の本や勉強本に記されています。
よって、実際に「英語を話す」ことがリスニングの力を伸ばすうえで重要になります。
ここで、ここまでこの記事を読んでいただいた皆さんは、
「英語を話す状況なんてめったにないな…」
「英会話教室に通うとなるとお金も時間もないな…」
と思うかもしれません。
しかし問題ありません。
現在、実際に外国人に会わなくても英語で会話できるアプリやサービスなどが存在します。
こういったアプリやサービスを用いてアウトプットできる状況をたくさん作れば
徐々に上達します。
まとめ
今回は、英語のリスニングの力を伸ばす方法と、リスニングが得意な人の特徴を
詳しく解説しました。
今回解説した内容を活用して、リスニングの力を伸ばしていきましょう!!